Q10★夏休みの自由研究でスライムの実験をしようと思うのですが、「6年生でスライムは幼稚だ」と言われました。だけどスライムの実験をやりたいので、6年生むけのスライムの実験方法を教えてください。 それはね… 6年生でスライムの実験が幼稚なんてことはないですよ。ただ、スライムを作るだけだったら、小学校低学年でもできるるので、ここでは高学年向けのスライムの実験を教えましょう。 1) 市販の洗濯糊を紙コップに3mL入れる。 2)これに食紅(または水性絵の具)を水に溶かしたものを3 mL入れ、割り箸でよく混ぜる。 3) 市販の硼砂(ほうさ) 3 g をお湯 40 mL に溶かし、冷ましておく。 4) 洗濯糊と食紅の水溶液(6 mL)が入った紙コップに、硼砂(ほうさ)水溶液を 6 mL 加えて割り箸で混ぜてください。しばらくするとスライムができあがります。 5) 次に、洗濯糊と食紅の水溶液(6 mL)が入った紙コップに、硼砂(ほうさ)水溶液を半分の 3 mL 加えて割り箸で混ぜるとどうなるでしょう?また、同様に硼砂(ほうさ)水溶液の量が 9 mLや12 mL ではどうでしょう? 加える硼砂(ほうさ)水溶液の量に応じてスライムが固くなったり軟らかくなったりすると思います。 6) ではなぜ、硼砂(ほうさ)の量が変化するとスライムの固さが変わるのでしょう?考えてみてください。 7) 2) の食紅の代わりに砂鉄を使うと、磁石で動くスライムが作れます。うまく磁石で動くようにするには硼砂の量はどれくらいがいいかな?自分でいろいろ試してみてね。 <注意> ・実験するときには、必ずおとなの人と一緒にしてください。 ・硼砂には毒性がありますので気をつけてください。 ・遊んだ後は必ず手をよく洗ってください。 ・洋服に触れたり、じゅうたんに置くと、食紅や絵の具の色が着いてしまいますので注意してください。 ・作ったスライムは乾かないようにビニール袋やタッパーに入れておきましょう。 (KM) 2003/08/12 |
|