Q28★黒曜石などいろいろの種類の石がありますが、どうして、いろいろな種類の石になったのですか。

  
それはね…

黒曜石(こくようせき)という名前をよく知っていましたね。マグマが火山から噴出した時、とても粘っこいマグマが急に冷やされると黒曜石という黒いガラスになります。ガラスは人がつくるだけではなく自然の力でもできるのは知っていましたか?同じマグマでも大噴火を起こし、マグマがバラバラのしずくとなって地面を流れると火砕流堆積物(かさいりゅうたいせきぶつ)と呼ばれる岩石になります。これは、黒曜石と違って灰色でガサガサした石です。マグマが噴火しないで地下の深いところで固まってしまう場合もあります。その時には白いキラキラした鉱物(結晶)がいっぱい見える石になります。これは花崗岩(かこうがん)と呼ばれます。

 答えに近づいてきました。石のでき方が違うためいろいろな種類の石ができるのです。ここでは黒曜石のなかまの石について説明しましたが、マグマの種類が違うと違う石ができますし、それ以外にも空でできた石(いん石)や海の中でできる石など、そのでき方によっていろいろの名前が付けられているのです。名前を聞いただけでその大まかなでき方がわかるから便利だよね。


(MN)