Q33★リトマス紙を酸性又はアルカリ性のものにつけるとどのような色になるのですか?

  
それはね…

リトマスとはこけの一種からとり出した青い色素です。
この色素の粉末を水にとかし,弱い酸性(pH4.5くらい)にすると赤くなり,これを弱いアルカリ性(pH9くらい)にすると青くなります。
弱い酸性(赤),および弱いアルカリ性(青)にしたリトマスのようえきを,ろ紙にしみこませて乾かしたものがリトマス紙です。
したがって,リトマス紙には赤と青の二種類があり,この二種類をどうじに使って酸性,アルカリ性,および中性をしらべます。
赤いリトマス紙を酸性の液につけると色は変わりませんが,アルカリ性の液につけると青くなります。
逆に青いリトマス紙はアルカリ性で色が変わらず青いままですが,酸性では赤くなります。
中性の液ではどちらのリトマス紙も色が変わりません。
しかし,リトマス紙ではおおよその酸性アルカリ性しかわかりません。
とくに中性あたりではあまりあてになりません。
なお,pHとは酸性アルカリ性の程度を示す数値で,小さいほど酸性が高く,大きいほどアルカリ性が高いことを示します
また,pH7が中性です。

(RN)