Q41★どうして油性のペンは水では消えないのですか?紙に水性ペンで書いて水でぬらすとにじみました。油性ペン(名前ペン、ホワイトボードマーカー)で
書いて水でぬらしてもにじみませんでした。コーン油とエタノール、ベンジン、除光液でもためしてみましたが、どれでもにじみませんでした。油性ぺんは何にとけるのでしょうか。どんな実験をしたらいいでしょうか。 それはね… 水性ペンには水にとける色のもとが入っています。 だから紙に書いたあと,水にぬらすと色のもとがとけだしてにじみます。 油性ペンには二しゅるいあります。 一つは名前ペンやホワイトボードマーカーのようにえきたいのなかに,色のもととなる物質の小さい粒をまぜたものです。このとき色のもとはえきたい(除光液のようなものです)にはとけません。 またこのとき色のもとになるぶっしつは紙のあいだにしっかりくっついています。 ですから,紙になにかを書いたあとで油,エタノール,ベンジン,除光液などでぬらしても,いろのもとがとけないのでにじみません。 しかしホワイトボードに書いたときには油などをしませた布でこするとかんたんにふき取ることができるはずです。 色のもとがホワイトボードにはそれほどしっかりくっついていないためです。 油性ペンのもう一つはマジックインキのようにえきたいのなかに色のもとをとかしたものです。 このばあいには少しにじむはずです。 名前ペンは布などに名前を書くときにもつかいますね。 そのときにマジックインキなどをつかうと名前を書いているとき,色のもとをとかしたえきたいが蒸発するまでににじんでしまいます。 紙ではなく,きんぞくやプラスチックのひょうめんに字などを書いて,いろいろなえきをしませたぬのなどでかるくぬぐいどれが消えやすいか(字が見えなくなるか)をためしたほうがいいと思います。 (RN) 2004/08/26 |
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