Q50★塩の結晶はどうやってやれば、作れますか?

  
それはね…

塩は100 mlのふっとうしているお湯に約40 gとけますが,このお湯をさまして20 ℃にすると,とける塩の量は35 gにへります。
5 gはとけきれなくて底に結晶となってでてきます。
ただし,急にひやすと小さな結晶しかできません。
これは難しいかも知れませんが,何時間もかけてゆっくりと冷やすともとの結晶より大きな結晶がでてくるかも知れません。
冷やすときに,塩水の中にモールのようなものをつけておくと,モールに四角な結晶がついてくると思います。

これも時間がかかりますが,お皿の上に塩水を入れておき,水が蒸発していくようにおいておきます。すると,とけきれなくなった塩がじょじょに結晶となって出てきます。

これは,塩が水にとけることができる量が,上にも書きましたように,水の体積と温度で決まっているからです。
温度がたかいほど,あるいは水の体積が大きいほど塩はたくさんとけます。
水がじょうはつすると体積がどんどん小さくなっていることに注意してください。

(RN) 2004/08/31