質問中の強いということばをわれにくい，大きくふくらみ，ながもちちすると考えてお答えします。
さとう水やハチミツを少しだけシャボン玉のえきに加えますとシャボン玉えきが少しだけどろっとしてきます。その結果，シャボン玉がすぐわれずに大きくふくらみ，ながもちするようになります。難しくいうとサトウやハチミツは，増粘剤（ぞうねんざい）としてのはたらきをしていると考えられます。ほかにかんたんに手に入る増粘剤としてはせんたく糊があります。
サトウを加える量ですが，シャボン玉えき(セッケン水) 500 cm3に対して，サトウ1〜2 gていどがいいと思います。なお，サトウをあらかじめ15 cm3くらいのお湯にとかしておくと，混ざりやすくなります。ただし，セッケン水の濃度によってこうかは変わってくると考えられます。いろいろためしてみてはいかがでしょうか。セッケン水は固形セッケンをこまかくきざんで水に溶かしても，シャンプーや台所洗剤などを水でうめてもけっこうです。大きくふくらむようになったとき(直径20 cm以上)のセッケン水にサトウなどを加えてみて下さい。


(RN) 2004/12/04