Q73★自由研究でいろいろな電池を作くろうと思っています。レモン、フルーツ、十円と一円玉電池などの作り方はわかるけど、でも、その作り方で、なぜ電気がつくのかがわかりません。教えて下さい。

  
それはね…


 十円玉と一円玉とレモンでなぜ電気がつくかということですが、電気がつくのは、電子というちいさなものが、たくさんいっていの方向に流れるからです。
 十円玉は銅、一円玉はアルミニウムという金属からできているのは知っていますか。このような金属は、レモン汁などの酸性の液に入れるとイオンとなって溶ける性質があります。イオンというのは、初めて聞くかもしれません。金属は、マイナスの電気をもった電子と、プラスの電気をもった原子核というものからできています。金属がその一部の電子を他のものに渡して、プラスの電気を帯びた粒子になったものをイオンといいます。金属の種類によって、イオンになりやすさが違っています。高等学校で勉強すると思いますが、アルミニウムはイオンになりやすく、銅はイオンになりにくい金属です。そこで、アルミニウムが率先して電子を出して、イオンになり、アルミニウムから銅の方に電子が流れるので、電気がつきます。




(TM) 2005/08/16