第16回「化学教育サロン」

主催 日本化学会近畿支部化学教育協議会

 
 平成20年第13回化学教育サロンでは「科学リテラシーと理科(化学)教育」、また平成21年第14回化学教育サロンでは「新学習指導要領で求められる新しい理科(化学)教育のすがた」と題して、新学習指導要領の目指す教育の姿について議論を展開してきました。それを受けて平成22年3月の日本化学会春季年会の化学教育フォーラムでは、これら一連のテーマを受けて新学習指導要領の目指す教育について議論を深めてきました。
理科(化学)教育の充実が盛り込まれた新学習指導要領が、今年度から小学校で実施され、次年度から中学校(平成21年度から先行実施)、高等学校(新入生から)で実施されます。今、新学習指導要領がそれに基づく教科書として姿を現し、我々が議論してきた知識の「習得−活用―探究」という観点がどのような形で実現されようとしているのか、具体的に見えはじめてきたように思います。今回は、これまでの一連の議論をふまえて新学習指導要領をめぐる課題と展望について、さらに議論を深化させていきたいと思います。
今、新しい学習指導要領が具体化しはじめた時期に、第14回に基調講演をしていただいた林誠一氏にあらためてお越しいただき、新学習指導要領についてのその後の状況をお聞きしたいと思います。その後、パネルディスカッションを行い、新学習指導要領の課題と展望について探っていきます。化学に限らず理科教育に興味をお持ちの方ならどなたでもご参加を歓迎します。

 

日 時 平成23年10月15日(第3土曜)13時30分から17時15分
会 場 大阪教育大学天王寺キャンパス
(大阪市天王寺区南河堀町4-88,JR大阪環状線寺田町南口西へ5分)



<基調講演> 「新学習指導要領をめぐる理科(化学)教育の課題と展望」
     林 誠一(国立教育政策研究所教育課程調査官)

<パネルディスカッション>
林 誠一(国立教育政策研究所教育課程調査官)
小宮山宏之(兵庫県立川西北陵高等学校)
小笠原豊(刈谷市立亀城小学校)
村上忠幸(京都教育大学・コーディネーター)


終了後に懇親会を持ちますので,そちらにもご出席くださいますようご案内申し上げます。
参 加 費 1,000円(資料および懇親会費,学生は無料))
申込方法 整理の都合上,「化学教育サロン」と標記し,氏名,所属(所在地,電話) を葉書, Fax, E-mail等で下記宛お申込み下さい。当日参加でも結構です。
連絡先

〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1  京都教育大学 村上忠幸 
電話:075-644-8274 Fax: 075-645-1756
E-mail: tmurakamkyokyo-u.ac.jp
 * 上記「@」マークは「@」に変えてください。