Q186★単1、単2、単3、…とありますが、同じ豆電球をつないだときに、一番長持ちするのはどれですか。また、そのように大きさの違う電池があるのはなぜですか?

ある豆電球をつないだときに、単三乾電池が2時間光っているとすると、単二乾電池は、12時間、単一乾電池は24時間光っていることができます。単一の乾電池は長持ちするのがよい点です。重さを比べると、単三、単二、単一の順番に、20 g, 55 g, 100 g 程度なので、単三が軽いことが分かります。そこで、重さの点から考えると、持ち歩いたりする機械(カメラや音楽プレーヤーなど)には、単三が有利です。一方、ガスコンロの点火装置など、あまり持ち歩かない機械では、重くても長持ちする単一が有利になります。どのくらい長く使えるかという点と重さやかさ高さによって、うまく使い分けるために大きさの違う乾電池が作られています。

(TM) 2006/06/29