Q193★石鹸とお酢を混ぜて、ろうそくを作る実験をしています。石鹸は脂肪酸からできていて、お酢は酢酸であり、脂肪酸が浮いてくることはわかりますが、化学反応式がよくわかりません。 石鹸は、脂肪酸のナトリウム塩なので、化学式は、CnH2n–1COONa ( n = 12 ~ 18)となります。酢酸は、CH3COOH ですね。両者を混合すると、Na+ と H+ とが一部交換し、次のような反応が進行し、脂肪酸ができます。 CnH2n–1COONa + CH3COOH → CnH2n–1COOH + CH3COONa 脂肪酸は脂肪酸のナトリウム塩よりもより低い温度で融けるので、ろうそくになります。 (TM) 2006/07/24 |