Q264★中和について習いました。硫酸や硝酸と水酸化～水溶液などを中和させると、出てくる塩に「硫酸～」と名前がつくのに、どうして塩酸のときだけ、「塩酸～」と名前がつかず、「塩化～」と名前がつくのですか。きまりがありますか。 塩酸は、硫酸や硝酸と違う点があります。それは、塩酸は塩化水素という気体が水に溶けたもののことで、塩化水素自身は、気体ということです。一方、、硫酸や硝酸は水がなくてもそれ自身が液体です。したがって、塩酸は、塩化水素の水溶液というのが、厳密な名前といえます。そのように考えると、塩化水素と水酸化～との塩なので、塩化～となるのは理屈に合っていますね。 (TM) 2007/03/03