Q299★ポリウレタンは、プラスチックなのにどうしてやわらかいのですか?


 ポリウレタンはイソシアネート基(-N=C=O)を持つ化合物と水酸基(-OH)を持つ化合物が重合したウレタン結合を有するポリマーの総称です。通常は、イソシアネート基を両端に持つジイソシアネートと水酸基を2個以上持つポリオールが原料に用いられますが、色々な種類のジイソシアネートとポリオールが用いられるので、非常に多くの種類のポリウレタンがあり、ポリマーの性質も色々です。よく使われているポリウレタンフォームは軟質フォームと硬質フォームがあり、これらのウレタンフォームは製造の過程で発泡剤を加えてすき間の多い材料として成型しています。そのため、弾力性や断熱性のある材料として利用されています。軟質フォームはクッションなどの弾力性材料として利用されています。硬質フォームは建築土木分野や冷蔵庫などの断熱材として利用されています。ポリウレタンフォームの他に、発泡剤を用いないポリウレタンもあります。ポリウレタンエラストマーは弾性や引っ張り強度が強く、ゴムと同じ用途にも利用されています。また、塗料や接着剤として利用されているポリウレタンもあります。
種々のポリウレタンが生成する重合反応について調べてみてください。また、身のまわりの製品でどんなポリウレタンが利用されているか確かめてみましょう。

(FT) 2007/12/11