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Q410★福島のAlps処理水にトリチウムという物質が含まれていることを知りました。調べてみるとこのトリチウムは不安定であるため、ヘリウムになり、その際に放射線として電子を放出するようなのですが、このときヘリウム原子に存在するであろう電子はどこから来たものなのか教えてください。 トリチウム（電子1個、陽子1個、中性子2個）は不安定であり、ベータ崩壊<中性子が陽子になり、放射線として電子（ベータ線）と反電子ニュートリノを放出>を起こして陽子2個、中性子1個からなる安定同位体のヘリウム3になります。仰る通り、ベータ崩壊直後のヘリウム3は電子が1つですが、周辺の元素や分子から電子をとり、2電子の状態になることが知られています。ベータ崩壊で放出した電子をそのまま受け取ることもあります。 中3 (KY) 2024/06/04