Q31★アルカリ性は重曹で、酸性はお酢で作り、いろんな物に垂らして色が変わる変化を調べています。垂らすと色が濃くなったり、薄く変わったりしてきます。何か成分があるのでしょうか?あさがお、チソのゆで汁、なすのゆで汁、ジュース、紅茶、ワイン、ハーブゆで汁、日本茶を試しました。


酸性、アルカリ性で溶液の色が変わるのは、リトマス試験紙に含まれる化合物(物質)のように酸性、アルカリ性でその色が変わる化合物(色素といいます)がその溶液に含まれているからです。またそれぞれの食品に含まれる化合物が違う(例えば、あさがおやぶどう、紫キャベツはアントシアニンという一般名の色素で青色〜赤色をしめします、紅茶はテアフラビンという一般名の赤色系の色素など)ので、 同じアルカリ性でも示す色が違ったり、色の濃さも違ってきます。逆にその様な溶液を、酸性やアルカリ性の溶液に入れることで、酸性やアルカリ性の強さを調べることが出来ます。

(MK&YS) 2003/09/05