Q41★コラーゲンはゼラチンが三つ網状に合わさってあつまったものだということがわかったのですが、そのゼラチン分子の細かさ(長さ)を詳しく教えてもらえませんか。


コラーゲンはらせん状のタンパク質が三つ網状に合わさった構造をしています。3本のらせん状タンパク質が、熱を加えたり薬品に漬けることにより、ほどけた物をゼラチンと呼びます。
このコラーゲンやゼラチンを構成している分子は、繰り返しの多い構造をしていて長さは約300ナノメートル(1ナノメートルは1億分の1メートル)です。
コラーゲン分子を作るタンパク質は特定のアミノ酸が繰り返し連なった構造をとることにより三つ網状の構造をとりやすい性質を持っています。

 

(GK) 2004/01/25