Q193★たこ焼きの中にぶどう、いくら、バナナ、スイカ、みかん、パイン、桃、枝豆、コーンを入れて焼いたら、ぶどうといくらがなくなっていました。なぜなくなったのでしょうか? それはね… ぶどうといくらは、ほとんどが水分(みず)でできています。 たこやきを焼くとき鉄板の温度は200℃から250℃ぐらいになっていると考えられます。 そのような高い温度では、ぶどうといくらに含まれている水分が蒸発してしまって、たこたきのそとにとんでいってしまいます。 やかんやなべのふたを外してお湯を沸かすと、湯気がでますよね。これとよく似たことがおこったとかんがえられます.ぶどうやいくらの、のこりの部分は縮んでしまってとてもちいさくなってしまったのでみえなくなってしまったと思います。 (注1)いくらは水分の他、タンパク質というものからできています。タンパク質は高い温度で性質がかわります。そのとき色も変化し、白っぽくなることが多くみられます。卵の白身もタンパク質です。 生卵の白身は透明のどろっとしたじょうたいですがゆでると(高い温度のお湯にいれると)白くなって固まっていますよね。これと同じようなことがおこったとかんがえられます。 (TS) 2011/08/30 |