Q223★レイリー散乱とは青い光が、空気に、あたってばら撒かれることですが、ミー散乱とはなんですか。


レイリー散乱もミー散乱も、光が空気中の気体やちりなど小さな粒子にぶつかってばら撒かれる(散乱される)現象です。
粒子の大きさによって散乱のされ方が違っており、区別されています。

レイリー散乱はごく小さな粒子(大気中では主に窒素や酸素)によって引き起こされるため、散乱の度合いが光の波長(色)によって大きく異なり、空が青く見えたり赤く見えたりする原因になります。(波長が短い青い光ほどよく散乱されます。昼間の空が青いのは散乱された青い光を見ているからです。)
それに対してミー散乱はそれより大きな粒子(大気中では雲を作る水滴やちりなど)により引き起こされるため、散乱の度合いが光の波長(色)に依らず同程度となり、曇り空のように空が白く見える原因になります。(色々な波長の光が同程度混ざると白く見えます。)


小3 (YK &TA &TS) 2024/04/03