Q230★アルトリコーダーの連結部分が回らなくなって外れなくなってしまいました。冷凍してしてしばらくすると回ってとれました。どうしてかわかりますか。
ご質問ありがとうございます。 冷凍庫に入れることで、固くなったリコーダーの連結部分がうまく外れたという経験をされたのですね。このようなことが起きたのは、リコーダーの体積が温度の低下によって小さくなったためかもしれません。物質は、気体、液体、固体のいずれの状態でも、温度が変化すると体積も変化することが知られています。ほとんどの物質は温度が上がると体積が大きくなり(これを熱膨張と言います)、そのため、逆に温度が下がればほとんどの物質は縮んで体積が小さくなります。今回、リコーダーを冷やした際、くっついてしまった二つの部品の縮み方がわずかに異なったことで連結部分に隙間ができて、その結果うまく外すことができたのではないかと思います。 一般に、プラスチックのほうが金属よりも温度の変化によって体積が大きく変化するといわれています。また、気体のほうが液体や固体よりも熱膨張が大きくなることも知られています。この温度による体積の変化の割合を、熱膨張率と言います。自由研究では、身近な様々な物質の熱膨張率を調べてみても面白いかもしれませんね。 ただし、リコーダーを冷却したり加熱したりすることは、故障の原因となる可能性があることはご注意ください。リコーダーを冷凍庫に入れることは正しい外し方として保証されたものではなく、外れたとしても元々の正しい音色のリコーダに戻るかわかりません。リコーダーの修理(固くなったものを外す)としてお求めの際は、専門の楽器店か学校の音楽の先生に相談されることをお薦めします。 小5 (DT & MN) 2025/08/20 |
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