Q231★水にオートミールを浸して作った寒天培地に、雨上がりの日に採取した粘菌に見えたもの(コケやカビかもしれません)を8種類置いてみました。約1週間で、8種類の内の半分の寒天培地の中に、紫色のシミのようなものが見え、黄色く変色した部分もありました。なぜ、オートミール寒天培地が変色したのでしょうか?
この質問は、本学会が取り扱う化学の分野外からの質問のため、答えられる範囲でのみ回答します。 観察された変色の理由としては、色が着いた菌自体が培養された、あるいは菌が色素を生み出した、などの可能性があります。 見えたものが、細菌やカビなのか、粘菌なのかの判断には、より詳しい観察などが必要と思われます。 例えば、質感が粘性なのか綿毛や粉状なのか、拡散の仕方が、道のようになるのかしみ出したようになるのか、などです。 粘性があり道のようになる場合は粘菌、綿毛状やにじんでいる場合は細菌やカビの可能性があると思います。 観察された色が,紫色の場合は細菌などが生産した色素(ビオラセインなど)の可能性がありますが、断定はできません。 菌には病原性物質を生産するものもありますので、 密閉して観察するなど注意して取扱い、漂白剤などで処分することをおすすめします。 夏休みの自由研究としてやっているのであれば、間に合わないかもしれないですが、同じ条件で作ったオートミール培地に何も加えずに、同じ場所で同じ期間だけ放置する実験を追加するとより良いです。こういう実験を対照実験と言います。対照実験で変化が起こらないことを確認することで、起こった変化が置いた菌(粘菌か、カビか、コケか)に由来することを示すことができます。 微量の菌が、空気や使った水、オートミールなどからまぎれ込む可能性もありますので、その可能性を確かめるために対照実験が大切です (もうすでに対照実験をやっているのであれば、とても素晴らしいです) 。 小5 (MM & AM) 2025/08/28 |
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