Q232★理科の授業で塩の結晶を作る実験をしました。モールには全くつかなかったのですが、結んでいた紐にはつきました。2回実験を行い、2回とも同じ結果でした。これはなぜですか?塩の量もとても多めに入れ、ちゃんと乾燥してる部屋で箱に入れました。フェルトや紐を使った他のみんなはできていました。モールは図工室にあった古いものを使いました。


 過去の質問コーナーに似たような質問と回答(小学生の質問コーナーQ. 185)[1]がありますので、参考にしてください。

今回、モール、フェルト、紐と外見は似ているにも関わらず結晶のでき方と、くっつき方の違いが見られる不思議で面白い現象を体験されたのですね。あくまでも想像の域を超えませんが、その主な原因は、それぞれの素材と繊維の表面に何か塗られているかどうかが関係していると考えられます。おそらく塩をとかした水から結晶を作ったと想像しますが、繊維の素材が水をはじきやすいか、また、繊維は水になじみやすくても表面に水をはじきやすいものが塗ってある(コーティングしてある)と結晶はつきにくくなります。ミクロな視点(とても小さな世界)で見ると、水にとけていた塩が絡まった繊維の中に入り込み、繊維状の目に見えないくらい小さな凹凸で結晶のもとが形成され、その後、徐々に結晶が大きくなっていきます。今回、試されたモールは、おそらく水をはじきやすい素材か、表面が水をはじきやすくされたもので、それよりも水になじみやすい紐の方に塩がくっついて、結晶ができたと想像します。
 モールはモールでも水になじみやすい素材のものや、フェルト、紐も様々なものが安価で市販されていますので、その素材等に注目して実験してみると面白いかもしれませんね。

参考URL
1. https://kinki.chemistry.or.jp/pre/esa-185.html

小6 (MN & KH & HS) 2026/03/24