Q43★水と油の実験をしているのですが、なぜ水に油を入れて混ぜると、つぶつぶになるのですか? それはね… ちょっとないようはちがいますが,水とあぶらに関して小学生の質問コーナーQ26に書いてあります。 さて水とあぶらが混じらないのは,水のほうはプラスマイナスの電気を帯びやすく,油は帯びにくいからです。 ですから油はいつも水とふれあわないようにしようとします。 水の中に,油を少し入れると水の上にまくをつくります。 水の上に油を一てきおとすと,まるい球のようになって浮かびます。 これは球になると,油と水とのふれあう面積が一番小さくなるからです。 もう少し油をふやしていきますと,水の上に油のそうができます。 このとき,かき混ぜると,油のそうがこなごなになり,水の中にただよいます。 このときもこなごなになった油はできるだけ水とふれあわないように球のかたちになります。 こうしてできた油の小さな粒ですが,すぐには元には戻りません。 それはきらいな水が周りをとりかこみ,油のつぶどうしがいっしょになるのをじゃましているからです。 しかし,時間がたつと少しずついっしょになっていき,もとのようなまくにもどります。 ぎゃくに油の中に水を少し混ぜたばあいも,水が同じようなつぶをつくります。 (RN) 2004/08/27 |
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