第25回「化学教育サロン」
新しい「理数探究」について考える
今回の学習指導要領は2017年度からの先行実施を経て小学校では2020年度に全面実施、中学校では2021年度に全面実施されます。高等学校では2018年度からの先行実施を経て2022年度から年次進行で実施されます。学びの質を高めるために「主体的・対話的で深い学び」の視点が強調されています。また、この学習指導要領は「知識・スキル・人間性・メタ認知」という「4次元の教育」の枠組みやOECDによるEducation 2030などをふまえたグローバルな志を持つ教育課程であるともいわれています。今回の学習指導要領にはそのような意図を具体化するための新科目「理数探究」が高校理科に新設されます。これまでの学習指導要領の改訂のたびごとに叫ばれ続けてきた「探究学習」の実現に向けて、その意図が託された科目ということができます。私たちは、今回の学習指導要領、そして「理数探究」に対してどのように向き合い、実現に向けての取り組みをしていけばいいのでしょうか。近年「化学教育サロン」は、学習指導要領をめぐる諸課題について交流する場を提供し、新しい教育について考えてきました。
今回、新科目「理数探究」をめぐって、大学の立場から中高生の探究学習に深く関わりをもたれる仲矢史雄先生をお迎えし、実態と実現の方略について語っていただきます。さらに、パネルディスカッションでは、課題と展望について議論を深めていきます。
化学に限らず理科教育に興味をお持ちの方ならどなたでもご参加を歓迎します。
主催 | 日本化学会 近畿支部化学教育協議会 |
日時 | 2020年10月10日(第2土曜)13時30分から17時 |
2020年度はオンライン(Zoom)にて開催いたします。 ご参加するには、事前に登録が必要です。 参加申込方法の「お申し込みはこちら」をクリックし、参加申し込みをおこなってください。 申し込み後、自動返信のメールは届きません。 後日、事務局が申し込みを受理した段階でメールが送信されます。 メールに記載されている方法に従って当日はサインインしてください。 |
趣旨説明
村上忠幸 (京都教育大学)
基調講演
仲矢史雄 (大阪教育大学)
パネルディスカッション
仲矢史雄 (大阪教育大学)
川勝和哉 (兵庫県立姫路東高等学校)
向井大喜 (大阪教育大学)
コーディネーター
村上忠幸(京都教育大学)
参加申込方法 | 下記よりお申し込みください。 お申し込みはこちら |
申込締切 | 10月8日(木) |
行事内容等に関する問い合わせ先 | 〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1 京都教育大学 村上忠幸 電話:075-644-8274 Fax: 075-645-1756 E-mail: tmurakam@kyokyo-u.ac.jp * 上記「@」マークは「@」に変えてください。 |