第27回「化学教育サロン」
新しい化学について考える
今回の学習指導要領は2017年度からの先行実施を経て小学校では2020年度に全面実施、中学校では2021年度に全面実施されました。高等学校では2018年度からの先行実施を経て2022年度から年次進行で実施されています。学びの質を高めるために「主体的・対話的で深い学び」の視点が強調されています。また、この学習指導要領は「知識・スキル・人間性・メタ認知」という「4次元の教育」の枠組みやOECDによるEducation 2030などをふまえたグローバルな志向を持つ教育課程であるともいわれています。今回の学習指導要領にはそのような意図を具体化するために「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性」という資質・能力の3つの柱を基本理念として、その具現化が図られようとしています。特に新しい教科書ではこのような趣旨を活かすために、探究的なアプローチへの工夫が見られます。これまでの学習指導要領の改訂のたびに叫ばれ続けてきた「探究学習」の実現に向けて化学の立場から現状を把握し、その課題と展望について考えたいと思います。
今回、新教育課程の化学、特に高校化学をめぐって神孝幸先生に基調講演をお願いしました。さらにパネルディスカッションで大学、高校、中学校の立場から議論を深めていきます。
化学に限らず理科教育に興味をお持ちの方ならどなたでもご参加を歓迎します。
主催 | 日本化学会 近畿支部化学教育協議会 |
日時 | 2022年10月8日(第2土曜)13時30分から17時 |
オンライン(Zoom)にて開催いたします。 ご参加するには、事前に登録が必要です。 参加申込方法の「お申し込みはこちら」をクリックし、参加申し込みをおこなってください。 申し込み後、すぐには自動返信のメールは届きません。 後日、事務局が申し込みを受理した段階でメールが送信されます。 メールに記載されている方法に従って当日はサインインしてください。 |
趣旨説明
村上忠幸 (前京都教育大学)
基調講演
神 孝幸 (国立教育政策研究所)
パネルディスカッション
神 孝幸 (国立教育政策研究所)
亀田直記 (京都教育大学)
高島大輔 (大阪医科薬科大学高槻中学・高等学校)
佐々木翔太(京都橘中学校・高等学校)
コーディネーター
村上忠幸(前京都教育大学)
参加申込方法 | 下記の「お申し込みはこちら」をクリックしてお申し込みください。 お申し込みはこちら |
申込締切 | 10月5日(水) |
行事内容等に関する問い合わせ先 | 〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1 京都教育大学 村上忠幸 電話:075-644-8274 Fax: 075-645-1756 E-mail: tmurakam@kyokyo-u.ac.jp * 上記「@」マークは「@」に変えてください。 |