第28回「化学教育サロン」
観点別評価の実際
この会は小学校,中学校,高等学校,大学等の化学・理科教育に携わっていらっしゃる先生方や,これからの教育を担う学生の交流を目的とし,毎年開催しているものです。化学・理科教育の進展を目指し,長期的な見通しを持った取り組みや喫緊の課題解決が求められますが,各校の状況を相互が理解しつつ,校種を越えた関わりが欠かせません。学校間の横の連携と共に縦の連携を模索し,どのような問題でも気軽に出し合い,議論する場を持つことで,展望ある化学・理科教育への道を探ることができるのではないかと考えます。2022(令和4)年度の高等学校入学者から,学習指導要領の理念を具体化するため「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」の観点別評価が実施されました。中学校までの観点別評価は定着していますが,高等学校ではまだ手探りな面があろうかと思われます。先行実施校,専門学科やSSH校での具体的な事例,他科目での場合などを交流することで,生徒を伸ばす評価のあり方が見えてくるのではないでしょうか。
今回は,それぞれの立場でご活躍の方から話題提供を受け,自由討議で議論を深めていきます。化学に限らず理科教育に興味をお持ちの方ならどなたでもご参加を歓迎します。
主催 | 日本化学会 近畿支部化学教育協議会 |
日時 | 2023年10月7日(第1土曜)13時30分から16時30分 |
場所 | 大阪教育大学天王寺キャンパス (大阪市天王寺区南河堀町4-88,JR大阪環状線 寺田町駅南口西へ5分) |
話題
「観点別評価の実際 ―高等学校での現状―」
当日のスケジュール
開会挨拶 | 13:30~13:35 日本化学会 近畿支部 化学教育協議会委員長 木村 憲喜 |
趣旨説明 | 13:35~13:40 |
話題提供 | 13:40~15:10 <話題提供者> 小川 香 氏 (奈良県立青翔中学高等学校):学校としての取り組み 山崎 宗彦 氏(京都市立京都工学院高等学校):専門学科・SSHでの実例 久保川 剛宏 氏(滋賀県立河瀬高等学校):研究主任,他科目の立場より |
自由討議 | 15:25~16:25 |
対面でご参加される方へのお願い
1)発熱等の症状がある方はご参加をお控えください。2)受付、入退室時、発言時はマスク(品質の確かな。できれば不織布)着用にご協力の程よろしくお願い申しあげます。
3)窓を開け、換気を行うことがあります。そのため体温調整ができる服装でご参加ください。
4)会場での飲食はお控えください。
会場となります大阪教育大学の【講義室を使用する際の新型コロナ感染症対策】のため、大阪教育大学に参加者の氏名・所属の情報提供を行っています。
既に大学側に名簿を提出しており、キャンパス入校の際のセキュリティチェックを受けてから大学内にお入り頂くことになります。そのため、チケットを事前にご購入いただいた方しかご参加はできません。
参加申込方法 | 申し込み締切日までHP(https://csjkinki2023salon.peatix.com/)よりお申し込みください。 開催日当日、会場での申込はできません。 |
参加費 | 1,000円 *学生は無料 |
申込締切 | 9月29日(金) |
行事内容等に関する問い合わせ先 | 〒612-8522 京都市伏見区深草藤森町1 京都教育大学 亀田直記 電話:075-644-8275 Fax:075-645-1756 E-mail:kameda@kyokyo-u.ac.jp * 上記「@」マークは「@」に変えてください。 |